アメリカでSIMを入手する方法については、いろんな人が解説しています。 でも、毎回SIMカード買うのはCostlyです。ここでは、定期契約するほどではないけど年に数回行く人のための良いプランを紹介します。

条件

海外にいるときほど、スマートフォンは使いすぎてしまうものです。 地図を見たり、暇な夜にネットサーフィンしたりとなります。日本ほどSMSを使わない先進国も珍しいと思います。 以下の条件を満たすプランを探すことにします。

  • 必要なときだけフルサービス(電話・SMSが使える、データ契約できる)
  • 使わないときは数百円の維持コストのみ

日本ではCDMA系の携帯会社はSIMロック解除に消極的でMVNOも少ないので、海外で使おうとする人は少ないでしょう。 今回はドコモのSIMロックフリー端末で扱うことが出来るTmobileを使うことにしてみます。

Pay as you goプランが最適!

TmobileのPay as you goプランは、基本料金を低く抑えたまさに旅行者向けのプランです。 料金を表にまとめておきます。

料金
基本料(通話30分/SMS30通) 3ドル/月
データ(1GB/週) 10ドル
データ(500MB/日) 5ドル

基本料は毎月払う必要があるので、年間36ドルかかります。年に4回アメリカに行くとすると、1回あたり10ドルのデータ契約をすれば合計76ドル、1回あたり19ドルです。 アメリカは通信料の安い国ではないので、これはかなりお得だと思われます。

始め方

SIMフリーのスマートフォンを用意したら、Tmobileストアへ行きます。 SIMのキットをTmobileのストアで購入しましょう。20ドル程度で売っているはずです。

プランの追加等は、すべてSIMを挿入した携帯電話経由で行います。 Tmobile純正機種以外はTmobileアプリが必要なので、予めダウンロードしておきましょう。 (GooglePlayの場合、USアカウントが必要でした。)

電波状況

私のXperia XZ(docomoバージョン)では問題なく使えています。 Xperia Z3(docomoバージョン)は対応周波数が少なく使い物になりませんでした。

新しい機種を購入するのが良いようです。ASUSなどのSIMフリー端末であれば対応周波数が豊富なので問題ないでしょう。

注意したいこと:契約期間

TmobileのSIMは3ヶ月間プランの更新が行われないと、つまりアカウントからお金がなくなって3ヶ月が経つと、自動で無効になるようです。 なので、定期的にチャージすることをお勧めします。

もし失敗してしまっても諦めないでください!Tmobileには優秀なチャットサービスがあります。何か手助けをしてくれるかもしれません。 私は1度、入金してもプランが更新されなくなった所を回復してもらえました。 電話じゃないので、英語が多少下手でも安心です。