インド・ムンバイの国際空港でAirtelのSIMを購入して使用する方法を解説します。

インドでのSIMの入手しにくさ

インドは発展途上国ですが人口は多く、たくさんの会社がしのぎを削る携帯ネットワーク巨大市場です。 町のあちこちでスマートフォン屋や通信会社のお店を見つけることができます。

しかし多くの日本人にとって、治安が良くない町中を歩き回ってSIMをゲットするのは簡単なことではないです。 安全な空港でSIMを入手することをお勧めします。

ムンバイ空港のAirtelカウンター

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今回はAirtelのSIMを入手することにします。現地の人によるとVodafoneの電波が良いとのことでしたが、Airtelもかなり健闘しているようです。

ムンバイの空港は空港内撮影禁止なので写真はアップできませんが、受託手荷物受け取り所を出るとすぐに正面に見えます。Airtelのマークが大きく看板にあるので、見逃すことはありません。

購入の仕方

旅行者向けのカウンターのようで、2つのプランが用意されていました。私は一番安いプランのSIMを入手することにしました。

  • 2GBのデータ通信(2G/3G通信)
  • 無制限の通話
  • 1ヶ月間有効
  • 900ルピー(1600円くらい)

店員は4G対応といっていますが、3Gまでしか速度が出ませんでした。また、1ヶ月有効と言われましたが、1週間しか滞在しなかったのでちゃんと1月使えるかどうかは分かりませんでした。

ちなみにカウンターの隣には両替カウンターがあるので、お金には困りません。ATMもありました。

使用開始

SIMを購入してすぐ使える訳ではありません。店員さんに以下の手順を教わりました。

  • 1時間ほど待ってSIMを挿入
  • アクティベーションのために電話をかける(59059)
  • 案内に従ってパスポート番号下4桁と誕生日を入力

私の場合、電話をかけてすぐに英語ではない謎の言語に捲し立てられてしまい、適当に番号を入力したらオペレータに繋がりました。オペレータがアクティベーションをしてくれ、15分ほどで使えるようになりました。

プラン管理

SIMへのお金のチャージはWEBサイトを通して行います。 携帯電話番号とクレジットカード番号を用意して下さい。日本のクレジットカードはすべて拒否されたのですが、なぜかひとつだけ実際にはチャージされていました。

通信容量がなくなってしまった時など、プランを新たに購入したい場合には携帯電話を使います。*121*#に電話をして下さい。実際に電話は発信されず、設定画面が表示されます。

プランは同時に2つ設定できるようです。2GB・通話無料のプランを購入している場合、追加で1GBのプランを購入すればデータ通信が復活し、電話も継続して使えます。

まとめ

インドはテロ対策のために通信の制限が多いです。空港にフリーWifiはありませんでした。ぜひSIMを早い段階でゲットして、快適な旅を送れるようにしましょう。