ドコモ版Xperia Z3のAndroid6.0アップデートがついに公開されました。 電池の減りを心配する声があるので、検証しました。

Android6.0アップデート

docomoが遂にAndroid6.0アップデートをXperiaZ3シリーズ向けに公開しました。 全体的に画面遷移がキビキビするので、動作が速くなったように感じます。グローバル版では電池の減りが異様に速くなってしまったという情報もあるので、アップデートを見送っている人もいるようですが、実際のところどうなのでしょうか。検証してみました。

グラフ

下に表示されている画像が電池の減りを表すグラフです。 BatteryMixなどはインストールしていないので、設定画面から得られるグラフをキャプチャして時間軸を調整した上で重ねています。 グレーの方がAndroid5.0の時のバッテリーの減り、オレンジの方がAndroid6.0の時のバッテリーの減りです。

全く同じ使い方をしていないので単純比較はできませんが、スリープ時のバッテリーの減少がAndroid6.0のほうが少し多い印象です。 逆にAndroid6.0は急激な減りが少ないように見えます。最適化によって動作そのものは高速化していることが減少でしょうか。

結論:あまり差はない。アップデート推奨

スリープ時のバッテリーの減りが、4時間で5%強くらい増えるような結果が得られました。ほとんどスマートフォンを使わず待ち受けが多い人には、バッテリーの持ちの悪さを実感させてしまうかも知れません。

逆に、1日1回はスマホを充電する人・色々なアプリを使って遊ぶ人にとってはむしろ電池の減りはあまり感じさせず、動作が軽快になって良い事の方が多いです。多くの人にとってはアップデートがおすすめです。

それにしても、ドコモ版だけアップデートとは感心しました。今後もドコモには頑張って欲しいです。