Let’s Note RZ4(2015春モデル)をWindows10にアップグレードしました。 快適に利用するには設定が必要でしたので、まとめました。

RZシリーズは使い方にコツが必要?

Let’s Note RZシリーズはCoreMプロセッサを搭載した超軽量モバイルノートブック。 745gは確かに圧倒的な軽さで、「今日は重いのが嫌だからPC持っていくのやめようかな」みたいな思考がなくなります。 CoreMはAtomほど非力ではなく、ちょっとしたIllusratorファイルの編集などまでなら余裕でこなしてくれる性能を持っています。

ただ、バッテリーの持ちがあまり良くないです・・・。特にWindows10にアップデートしてからはその傾向が顕著になってしまっていました。以下が挙げられます。 * バッテリーがフル充電から3時間程度しか持たない * バッテリー表示が不正確。残量80%で、残り30分とか言う * 電源管理をモバイルにすると異様に動作が遅い

この状態で2ヶ月くらい使い続けたのですが、さすがに不便だったので設定を見直してみました。

常駐ソフトウェアを減らす

Windows10には常駐ソフトウェアのON/OFFを設定する画面があります。 「スタートボタン → 設定 → プライバシー → バックグラウンドアプリ」を開いてみましょう。

初期設定では、すべてのアプリにバックグラウンド実行が許可されていました。いらないものはすべてOFFにしてしまいましょう。

Windows Searchを無効にする

常駐ソフトウェアを切るだけでかなり電池持ちは長くなりますが、さらにWindows Searchを無効にすると電池持ちが長くなります。

ウィンドウズボダンを右クリックして「コントロールパネル」を起動しましょう。 検索バーで”service”を検索すると、以下のような画面になるはずです。

ここで、「ローカルサービスの表示」をクリックします。

ここから”Windows Search”を探して、プロパティから「無効」にします。

この操作を行うと、スタートボタンからの検索はほとんど出来なくなってしまいます。Windows10は検索機能がウリのOSでもあるのでこの機能を無効化するかどうかはよく考えましょう。本当に必要のない人は無効にした方が快適になると思います。

2つの設定の効果

私の場合、この2つを行うだけでかなり電池持ちが改善しました。 常にCPU使用率が90%以上だったのが、10%未満で安定するようになっています。ファンもうるさくなくなりました。 試してみると良いと思います。