真のサイクロン、フィルターレス掃除機をまとめます。

フィルターレスとは

サイクロン掃除機には、フィルター有無で2種類のタイプがあります。 フィルター有りは完璧なサイクロン方式ではないので、小さなゴミはフィルターを通すことによって除去します。

フィルターあり フィルターなし
大きなゴミ 遠心分離 遠心分離
小さなゴミ 遠心分離 フィルター
手入れの場所 ゴミ受けのみ(捨てるだけ) ゴミ受けとフィルター(水洗い)
吸引力の低下 少ない フィルターの目詰まり

サイクロン掃除機の手入れで最も面倒なのはフィルターの掃除です。フィルターは紙や布のようなもので出来ており、1週間に1度程度水洗いしなくてはいけません。

フィルターなしのサイクロン掃除機はゴミがすべてゴミ受けに貯まるので、ゴミを捨てるだけで手入れが殆ど必要なくストレスレスに使えます。今回は2019年現在で購入できるスティック型掃除機をまとめます。

Dyson

掃除機といえばDysonです。フィルターレスをヒットさせた最初のメーカーといえるでしょう。

現在販売されている掃除機は表の通り。Dyson唯一の弱点は重量ですが、Slimラインの登場によって克服されつつあります。Dysonは様々なヘッドを用意しているのに対して、国産メーカーは様々な状況に対処できるヘッドを作る傾向にあります。 フローリングだけならDysonが良いようです。

シリーズ 特徴 稼働時間 重量
v7 最も安価な製品 30m 2.4kg
v8 v7よりも強力な吸引力 40m 2.6kg
v10 v8よりも強力な吸引力 1h 2.6kg
v11 v10よりも強力な吸引力 1h 2.7kg
v7 slim v7の軽量版。日本での売れ筋 30m 2.2kg
v8 slim v8の軽量版。日本での売れ筋 40m 2.2kg

Panasonic

パナソニックのラインナップはフィルターレスとフィルター有りが入り乱れているので注意しましょう。 今のところ1機種だけフィルターレスです。吸引力はv11と良い勝負のようです。カーペットとフローリングが混ざった部屋ならDysonよりも良い仕事をするようです。

シリーズ 特徴 稼働時間 重量
MC-SBU530J/SBU430J Dyson上位機種並みの稼働時間、吸引力 1h 2.4kg

東芝

近年は全機種がフィルターレスの東芝です。 他社と比較すると稼働時間が短く吸引力が弱いですが、圧倒的に軽いです。手元の500gは案外大きいので、特に女性にお勧めのメーカーです。

私はCL410を使用していますが、1人暮らしの掃除には吸引力・稼働時間ともに問題ないレベルでした。

シリーズ 特徴 稼働時間 重量
VC-CL1600/600 他社と比べて軽い。ブロワー機能あり 35m 1.8kg
VC-CL410 廉価版モデル。公式サイトには掲載なし 20m 1.9kg

まとめ

フィルターレスのスティック型掃除機は、国内では3社しか販売していないことが分かりました。

  • Dyson: フィルターレスの一大ブランド。バランスの取れた製品ラインナップだが、少し重いか
  • Panasonic: ラインナップの一部にフィルターレス。吸引力はDyson並か
  • 東芝: 全機種フィルターレス。吸引力が弱いが軽い製品が多い。

皆様のお役に立てますように。