Firefox55がついにリリースされました。 改善点として大量のタブを扱う際のメモリ消費量の削減などが挙げられていますが、普段使いでの変化や如何に??

Firefox55のポイント

Firefox55のリリースノートによると、主に以下のような変更点が挙げられています。速度面では、大量のタブを扱う際の挙動が改善したようです。

  • WebVRのサポート
  • インストーラの改善、Windowsでの64bit版デフォルト化
  • 大量のタブを復元するのが高速に
  • アドレスバー等のデザイン変更

Firefox54との速度比較

実験環境

Let’s Note RZ4で実験しました。CoreM-5Y71,8GBメモリ,512GBSSD(SATA接続)搭載モデルです。Creator’s Update適用済みWindows10を使用しています。Firefox64bit版での実験結果です。

起動時間とメモリ

結果を表に示しましたが、あまり速くなっていないですね…。体感では違いがありません。少しメモリ消費量が少なくなっている気がします。

Ver 起動時間 メモリー消費量
Firefox 54 6.2秒 212MB
Firefox 55 6.5秒 202MB

WEBサイトの読み込み時間

私個人の私的な経験から、読み込みに時間がかかると感じられる2つのウェブページ(YoutubeWacomの公式ページ)を使って読み込み時間を計測しました。

Ver Youtube Wacom
Firefox 54 3.5秒 3.8秒
Firefox 55 4.0秒 7.3秒

あれ?むしろ遅くなってる…。アップデート直後だから調子が悪いのかもしれません。

まとめ

  • Firefox55は54と比べて普段使いで大きな違いはなし!
  • 普段からたくさんのタブを使う人は違いが実感できる?

追記

Firefox55からはパフォーマンス調整のためのオプションが追加されて、PCの性能によってはあえて性能が制限されることもあるようです。私の場合は、スレッド数1が既定の設定となっていました。サイトの表示が遅かったのはこのせいかもしれないです。メモリ消費量が微減したのも納得です。