Braava

ブラーバジェット(Braava Jet)でクイックルワイパーのシートを使う方法についてまとめました。

ブラーバ?

ブラーバは、ルンバを作っているiRobot社が販売する拭き掃除ロボット。 ルンバは掃除機なのでゴミを吸い取る方式なのに対して、ルンバは乾いたパッドや洗剤付きパッドで拭き掃除ができます。

カーペットや畳の部屋などいろんな場所で使うなら、ルンバがお勧めです。普通の掃除機と同じ感覚で、どこでも掃除できます。 もしあなたがフローリングだけの部屋に住んでいるなら、私はブラーバをお勧めします。水拭き掃除をしてくれるのはブラーバだけなのです。

ブラーバとブラーバジェット

Braava Jet Braava
対応床面積 15畳 56畳
洗濯可能なパッドの使用 OK(別売り) OK
使い捨てパッドの使用 OK(洗剤入) OK(市販品)
清掃中断時の清掃済みエリアの記憶 - OK
NorthStarキューブ 不要(非対応) 使用を推奨
バッテリー Li-ion Ni-MH

2種類のブラーバの違いを大まかに表にまとめました。

広い部屋を掃除したいなら無印ブラーバ一択のように思われますが、よほど単純な部屋で無い限りは迷ってしまうでしょうから、うまく分割しながらブラーバジェットにやらせても変わらない気がします。

無印ブラーバはNorthStarという小さなアイテムを机に置いておく必要があります。逆に、ブラーバジェットには不要です。 電池はジェットのものの方が長持ちだと言われています。

ブラーバジェットのランニングコスト問題

さて、問題になってくるのが、ランニングコストです。 床を拭いた汚いパッドを手洗いしたり洗濯機に入れるのは気が引けてしまうので、使い捨ての方がいいです。 その点、無印ブラーバはクイックルワイパーを取り付けられるので、とっても経済的です。一方のジェットは、専用パッドを取り付けなくてはいけません。専用パッドは1枚100円で高いです。クイックルワイパーは、純正品を使わなければもっと安いです。どうしよう・・・。

Braava Jet Braava
対応品 専用パッド クイックルワイパー
値段 900円/10枚 600円/40枚
単価 90円 15円

クイックルワイパーを使いたい

それならば、クイックルワイパーをジェットでも使えるようにすれば良い!ということで、アタッチメントを作ってみることにしました。 Amazonなどで調べてもそれらしいものが売っていないので、自作する必要がありそうです。

いろんな形状のものを考えましたが、私の中でのベストを紹介します!

東急ハンズに行く

材料は東急ハンズでそろえました。 全部で1000円くらいです。

  • ポリセームボード(1mm厚)
  • 発泡ボード(7mm厚)
  • マジックテープ(裏にノリがついているもの)
  • カッター/はさみ(必要に応じて)

サクッと工作

作ったものは大きく2つのパーツに分かれていて、1つはブラーバ側にくっつけ、もう1つにはクイックルワイパーを巻きます。 最終的に、2つはマジックテープで貼り付けて掃除させることにします。

まずはブラーバの形に合うように薄いポリボードをカットします。これはブラーバ側にくっつます。

カチッと音が鳴って固定されるように、ボードには穴を2カ所開けなくてはいけません。これが一番大変でした。 穴を無事に作れたら、センサーがドライパッドとして認識できるようにサインペンで模様を作ります。他のパッドを参考にして下さい。 最初は小さめに模様を作って、ブラーバに付けて認識するようになるまで調整を繰り返します。

次に厚い発泡ボードをパッドと同じ大きさにカットします。マジックテープもサクッと取り付けて、完成です。厚い発泡ボードのほうに固いテープを使った方が良いです。

完成!

完成したものをブラーバにとりつけてみます。まずは薄い発泡ボードの方から。 画像の通り、しっかり穴をあければ落っこちません。

次に厚めの発泡ボードの方をセットアップします。まずはクイックルワイパーの上に置いて・・・ それをぐるぐる巻いてマジックテープで固定すれば完成です。

ブラーバに取り付けるとこんな感じ。すこし盛り上がってしまっているので、5mm厚の発泡ボードを使っても良かったかも。とにかくコレで動きます。

ちなみにちゃんと掃除もできているので「証拠」を貼っておきます。(汚い画像が表示されます。)

安くて快適なブラーバライフへようこそ!

クイックルワイパーを使えるようになったブラーバジェットは、初期コスト最小・ランニングコスト最小の最強の床拭き掃除器です。 ぜひ皆さんもトライしてみてくださいね!