有線接続でAndroidタブレットを外部ディスプレイ化する方法を詳しく解説します! 以前、Androidを外部ディスプレイ化する方法や有線・無線の比較を行いました。今回は、特に有線で接続する方法について説明します。

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古くて動作の遅いタブレットがサブディスプレイとして使えるか検証してみました。

spacedeskを使ってみよう

spacedeskは、タブレットをPCの外部ディスプレイにするアプリです。似たようなサービスはいくつかあるのですが、おそらくAndroidでは唯一無料です。 使い方は難しくなく、PCとタブレットにそれぞれアプリを入れるだけで、同じネットワーク内ならば簡単に外部ディスプレイ化できます。

有線でも使う事が出来るのですが、すこしコツがあるので説明したいと思います。

接続 メリット デメリット
無線 簡単に設定できる 少し有線よりも遅い
有線 充電しながら使える 設定が面倒

手順

まずは無線でサブディスプレイ化出来るようにしよう

以前の記事などを参考に、無線でサブディスプレイ化できるようにして下さい。

難しいことはなく、それぞれにアプリを入れるだけです。公式サイトからどうぞ。うまくいけば、画像のようにアプリ上に接続先PCが出てくるはずです。

USBケーブルで接続

タブレットとPCをUSBケーブルで接続します。 速度を気にするなら、高品質なUSB3.0ケーブルを使用するようにして下さい。

接続直後にAndroidタブレット上にはアクセス許可に関する警告が出るかも知れません。 これはどちらを選択しても大丈夫です。

設定画面から、USBテザリング機能を有効にしましょう。Galaxyタブレットでは、設定画面から「テザリング」と検索するとメニュー項目が現れました。

PC側の設定

USBテザリングをONにすると、PC側にネットワーク接続に関する質問が表示されるはずです。 こちらはONにしないとうまく行かないはずなので注意して下さい。

これで準備完了です。Android側のアプリを見てみると、先ほどの無線接続に加えて、有線経由の接続先も現れるはずです!

spacedeskの使用感

リモートデスクトップとは違い、ディスプレイを追加したようにタブレットを使えます。 Zoomでタブレット画面側を画面共有すれば、ホワイトボードアプリで書き込みしながらリアルタイムに意見を集約したり出来るようになります。

  • spacedeskは一手間加えると有線接続も可能
  • 無線よりは少しだけレスポンスが良好
  • ディスプレイを追加するのと同じように扱える