ぷらら光のIPv4 over IPv6周りで色々試行錯誤したのでまとめます。

ぷらら光は基本は「OCNバーチャルコネクト」

家の光回線にぷららを考えている方は多いかもしれません。 NTT系列の会社で古くからあるプロバイダなので安心感がありますし(正式名称は、株式会社NTTぷらら)、その割に料金が安いです。

最近の光回線サービスには「IPv4 over IPv6」という高速化サービスがセットになっていることが多く、ぷらら光もしっかり対応しています。 このサービスにはいくつか種類があり、ぷららでは「OCNバーチャルコネクト」がデフォルトとなっています。

  • v6プラス: 最もメジャーならサービス
  • transix: IIJが運営するサービス、こちらも有名
  • OCNバーチャルコネクト: 仕組みはv6プラスと同様だが、OCN(NTT系列)が提供。新し目のサービス
  • 他にも色々…

不具合があると「transix」に交換してもらえる

OCNバーチャルコネクト、仕組みとしてはv6プラスと大して変わらないのですが、新しいせいかトラブルが多いようです。 ぷらら光からレンタルされたWiFiルーターでは、ぶつぶつネットワークが途切れる不具合があり、数ヶ月待っても改善しませんでした。

困ってぷらら光のサポートに電話したところ、どうやらこの手の不具合は少なくないようで、すんなりとtransixへの変更を案内されます。 サポートによると、以下の条件を満たすとtransixにしてくれるそうです。1回目の電話の後、専門部署から2度目の電話をもらって確定します。

  • OCNバーチャルコネクトで不具合が発生している(口頭でOK)
  • スピードに満足していない(PPPoEでは不足)

私の場合、1週間程度で実際に変更になりました!

「transix」に不満があった場合「OCNバーチャルコネクト」に戻せる

さて、transixに変更後は特に問題はなかったのですが、transixはOCNバーチャルコネクトと比較して自由度の低いサービスで、ポート開放できません。 すると、サーバーを建てて遊んだり、VPNしたりできないのです。リモートワークの関係でVPNが必要だったので、ネットがブチブチ切れるよりも困ったことになりました。

そこで、ぷららにもう一度電話すると、transixからOCNバーチャルコネクトに戻してくれるました。 ただし、レンタルルーターを別機種に交換する対応はしてくれないそうで、仕方ないので自分で購入しました。 NECの製品にしたところ、問題なく動いています。(なぜかAmazonで売ってない…)

まとめ

OCNバーチャルコネクトは、新しいサービスのせいか安定して動かないルーターがあるようです。 個人的に購入したNECの製品はうまく動いているので、レンタルルーターのメーカーは確認するようにした方が良いかも知れません。

  • ぷらら光のデフォルトはOCNバーチャルコネクト
  • transixに変えてもらえ、元にも戻せる
  • ルーターの機種変更はしてくれない